【かすみがうらマラソン:10マイル】84分28秒。調子に乗って「ペース上げすぎ→後半失速」といういつものパターン
4月14日。かすみがうらマラソンの10マイルの部に出場しました。
湖畔沿いの風は気になるものの「天候:晴れ、気温12℃」。
今日ベストを出さなければいつ出すのか、というくらいの上々のコンディション。
ところが、「前半ぺース上げすぎ→後半失速」といういつもの悪い癖が出て、撃沈してしまいました。
タイムは、目標の82分(5.05/kmペース)に大幅未達の「84分18秒(ネットタイム)」という結果に終わりました。
1kmごとのラップは以下の通り。
結果表示
これを見ると、最初の3kmと後半の12km以降(途中9kmで一回ペース落ちてますが)が遅い。
最初の3kmは参加人数の多い大会なので、仕方ない。
問題は後半12kmからの落ち込みです。
「5.00~5.05」の間のラップで行きたかったけど、5.30近くまで落ち込んでいる。
5~8kmにかけて走力以上のペースで走ったため後半脚にきた、ということでしょうか。
冷静に振り返れば、ペース配分を間違ったというより「実力不足」と言うほうが正しいかもしれません。
自分の走力を把握しないとこういうことになる、という典型的なレースでした。
- 1. スタート〜3KM:スタートの位置どりに失敗。焦って体力を消耗。
- 2.3km〜10km:調子に乗ってペース上げすぎ
- 3. 11km〜ゴール:呼吸苦しく失速。最後はバテバテでゴール。
- 4.今回の反省
1. スタート〜3KM:スタートの位置どりに失敗。焦って体力を消耗。
大会2週間前に送られてきたゼッケンを見てびっくり。
スタートの並び順が、一番前のAグループになっている。
これまでは、一番後ろのFグループが定位置だったので、目標タイムが早すぎたのかも、と少し心配になりました。
しかし考えてみると、これまでのようにスタートの混雑に巻き込まれることもなく、最初から自分のペースで走れるという期待を抱いてしまいました。
ところが慣れてないことはうまくいかない。
最初の並びで失敗を犯してしまう。
Aグループだからと、余裕かまして3分前にスタート地点に行くと、すでに道路はランナーでいっぱい。
Aグループの位置に行くには橋を渡らないといけないのですが、そのためにはCグループぐらいから人混みを縫って前に行かないといけない。
しかし、橋の上は人でいっぱいでとても前には進めない。
結局、Cグループからのスタートとなりました。⇒(教訓)スタート位置にはなるべく早く行きましょう
こうなるとスタート直後は、大規模大会おなじみの通勤ラッシュ状態。
自分のペースで走ることは諦めざるを得ない。
ランナーの隙間を縫っての「ダッシュ&ストップ」を繰り返しますが、なかなか前に進めない。
ここで、少しずつ体力を消耗していきます。
集団の流れに乗りながら徐々に前に行けばよかったのですが、つい焦ってしまいました。
これが、後で効いてきます。
2.3km〜10km:調子に乗ってペース上げすぎ
3kmあたりから、徐々に自分のペースで走れるようになってきた。
ラップを見ても、しばらくは4分台〜5分0秒台が続きます。
後で考えると、ここで調子に乗ったのもまずかった。
周囲のランナーを抜くのが楽しいのと、早く前に行きたい焦りから、どんどんペースを上げてしまった。
特にひどいのが、4km〜5kmのラップタイムの「4.37/km」。
今の走力からすると明らかにオーバーペース。
その後も必要ないのに、4.50秒台のラップが2kmほど続いた。
すると、8kmすぎたあたりから呼吸が苦しくなってきた。
ここで、「あと、半分も残っている」と思ってしまいました。
精神的に引いてしまい、30秒km近くもペースを落としてしまう。
3. 11km〜ゴール:呼吸苦しく失速。最後はバテバテでゴール。
本当に苦しくなったのは、11kmを過ぎてから。
脚が動かなくなってきました。
前半ペースを上げ下げした影響なのか、全く動いてくれない。
1kmごとにみると5.36までしか落ちてませんが、細かく見れば、ほぼ歩くような状態になったことが何度もありました。
さすがにラスト1kmは5分/kmを切ることができましたが、後半の5kmはきつかった。
4.今回の反省
今回の反省点は、「ペース配分」と「フォームの改善」の2つです。
・ペース配分のミス
実は、スタート前。5分を切るペースで行けるかもしれない、と密かに期待してましたが、現実は厳しかった。
平均ラップは5分切るどころか、目標の「5.05」に大きく及ばない「5.14/km」でした。
これは、12月に出場したハーフマラソンの平均ラップ「5.09/km」さえ下回る惨憺たる結果。
このときは,、5.00秒台のほぼイーブンペースで走っています。
やはり、ペースコントロールがタイムに大きく影響することを痛感。
・フォーム
走っているとき、何度か民家の窓で自分のフォームをチェック。まだまだ、改善の余地があると思いました。
一つは、背中が反りすぎていること。
重心移動をスムーズにするために、腰を前に押し出すようにしていますが、そうすると背中が反ってしまっていることに気づきました。
地面からの反発が後ろに逃げないように、背中を真っ直ぐにする必要がある。
2つめは、後半疲れてくると、昔の腰が引けたフォームに戻ってしまう。
まだまだ、新しいフォームが身についていないことと、脚で支えられなくなってしまうのが原因だと思う。
脚力強化が必要。
次回は、5/11に10kmレースに出場予定。
ここでは、佐倉健康マラソンの失敗を取り戻します。