ボストンマラソン出場を目指すブログ

2021年4月に世界6大メジャーマランの一つであるボストンマラソン出場を目指す日々を書いていきます

【かすみがうらマラソン:10マイル】84分28秒。調子に乗って「ペース上げすぎ→後半失速」といういつものパターン

4月14日。かすみがうらマラソンの10マイルの部に出場しました。

湖畔沿いの風は気になるものの「天候:晴れ、気温12℃」。
今日ベストを出さなければいつ出すのか、というくらいの上々のコンディション。

ところが、「前半ぺース上げすぎ→後半失速」といういつもの悪い癖が出て、撃沈してしまいました。

タイムは、目標の82分(5.05/kmペース)に大幅未達の「84分18秒(ネットタイム)」という結果に終わりました。


1kmごとのラップは以下の通り。

結果表示
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これを見ると、最初の3kmと後半の12km以降(途中9kmで一回ペース落ちてますが)が遅い。

最初の3kmは参加人数の多い大会なので、仕方ない。

問題は後半12kmからの落ち込みです。

「5.00~5.05」の間のラップで行きたかったけど、5.30近くまで落ち込んでいる。
5~8kmにかけて走力以上のペースで走ったため後半脚にきた、ということでしょうか。

冷静に振り返れば、ペース配分を間違ったというより「実力不足」と言うほうが正しいかもしれません。
自分の走力を把握しないとこういうことになる、という典型的なレースでした。

1. スタート〜3KM:スタートの位置どりに失敗。焦って体力を消耗。

大会2週間前に送られてきたゼッケンを見てびっくり。
スタートの並び順が、一番前のAグループになっている。

これまでは、一番後ろのFグループが定位置だったので、目標タイムが早すぎたのかも、と少し心配になりました。

しかし考えてみると、これまでのようにスタートの混雑に巻き込まれることもなく、最初から自分のペースで走れるという期待を抱いてしまいました。

ところが慣れてないことはうまくいかない。
最初の並びで失敗を犯してしまう。

Aグループだからと、余裕かまして3分前にスタート地点に行くと、すでに道路はランナーでいっぱい。

Aグループの位置に行くには橋を渡らないといけないのですが、そのためにはCグループぐらいから人混みを縫って前に行かないといけない。
しかし、橋の上は人でいっぱいでとても前には進めない。

結局、Cグループからのスタートとなりました。⇒(教訓)スタート位置にはなるべく早く行きましょう

こうなるとスタート直後は、大規模大会おなじみの通勤ラッシュ状態。
自分のペースで走ることは諦めざるを得ない。

ランナーの隙間を縫っての「ダッシュ&ストップ」を繰り返しますが、なかなか前に進めない。
ここで、少しずつ体力を消耗していきます。
集団の流れに乗りながら徐々に前に行けばよかったのですが、つい焦ってしまいました。

これが、後で効いてきます。

2.3km〜10km:調子に乗ってペース上げすぎ


3kmあたりから、徐々に自分のペースで走れるようになってきた。
ラップを見ても、しばらくは4分台〜5分0秒台が続きます。

後で考えると、ここで調子に乗ったのもまずかった。
周囲のランナーを抜くのが楽しいのと、早く前に行きたい焦りから、どんどんペースを上げてしまった。

特にひどいのが、4km〜5kmのラップタイムの「4.37/km」。
今の走力からすると明らかにオーバーペース。

その後も必要ないのに、4.50秒台のラップが2kmほど続いた。

すると、8kmすぎたあたりから呼吸が苦しくなってきた。
ここで、「あと、半分も残っている」と思ってしまいました。
精神的に引いてしまい、30秒km近くもペースを落としてしまう。

3. 11km〜ゴール:呼吸苦しく失速。最後はバテバテでゴール。

本当に苦しくなったのは、11kmを過ぎてから。
脚が動かなくなってきました。

前半ペースを上げ下げした影響なのか、全く動いてくれない。

1kmごとにみると5.36までしか落ちてませんが、細かく見れば、ほぼ歩くような状態になったことが何度もありました。

さすがにラスト1kmは5分/kmを切ることができましたが、後半の5kmはきつかった。

4.今回の反省

今回の反省点は、「ペース配分」と「フォームの改善」の2つです。

・ペース配分のミス
実は、スタート前。5分を切るペースで行けるかもしれない、と密かに期待してましたが、現実は厳しかった。
平均ラップは5分切るどころか、目標の「5.05」に大きく及ばない「5.14/km」でした。

これは、12月に出場したハーフマラソンの平均ラップ「5.09/km」さえ下回る惨憺たる結果。

このときは,、5.00秒台のほぼイーブンペースで走っています。
やはり、ペースコントロールがタイムに大きく影響することを痛感。

・フォーム
走っているとき、何度か民家の窓で自分のフォームをチェック。まだまだ、改善の余地があると思いました。

一つは、背中が反りすぎていること
重心移動をスムーズにするために、腰を前に押し出すようにしていますが、そうすると背中が反ってしまっていることに気づきました。
地面からの反発が後ろに逃げないように、背中を真っ直ぐにする必要がある。

2つめは、後半疲れてくると、昔の腰が引けたフォームに戻ってしまう
まだまだ、新しいフォームが身についていないことと、脚で支えられなくなってしまうのが原因だと思う。

脚力強化が必要。

次回は、5/11に10kmレースに出場予定。
ここでは、佐倉健康マラソンの失敗を取り戻します。