ボストンマラソン出場を目指すブログ

2021年4月に世界6大メジャーマランの一つであるボストンマラソン出場を目指す日々を書いていきます

【レース報告:5月11日】28℃の高温での10kmレース。 目標には11秒届かず。ペースメーカーの効果を実感した

天候:晴れ 、気温:26℃、風速:4m/秒

今日は、約1か月半ぶりの10kmレース。

コースは河川沿いの片道2.5kmを2往復する折り返し。

参加人数が数十人程度という、アットホームな大会。ランナー渋滞もないので、実力がはっきりわかる大会です。

 

前回の10kmレースのタイムは「48分28秒」でした。

ここ1か月半のフォーム改善効果に期待して、目標タイムは1分短縮の「47分30秒(平均ペース:4.45分/km)」に設定。

 

結果は「47分41秒(平均ペース:4.46分/km)」11秒未達でした。

 

スタート時のロスがないことを考慮すると、これが今の実力と受け止めるしかありません。 

自己ベストなので嬉しいことは嬉しいけど、ちょっと微妙な気分、、、、、。

 

1kmごとのラップ推移は以下の通り。

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5km~8kmの区間のラップが「4.56→4.57→5.03」と、5分/km前後に落ちたのが痛かった。

 

この区間はちょうど1往復終了した後の2往復目。

強くなった向かい風の影響を受けて、ペースががくんと落ちました。

呼吸がきつくなってきたこともありフォームが崩れ、弱気になってしまいました。

 

ラスト2kmでラップが30秒以上速くなっているのを見ると、この区間はもう少し頑張れたはず。

 

精神的な弱さが出たレースでした。

 

 

・スタート~2.5km:スタートでペース設定に失敗 

  前日の涼しい気候からうって変わって、スタート前から強い日差しが照りつけました。

ウオーミングアップのときの気温がすでに26℃。レース中の気温は28℃にも上昇していたそうです。

朝方は緩やかだった風も、スタートが迫るにつれて徐々に強くなってきた。

 

言い訳するわけじゃないけど、記録を狙うには厳しい条件です

 

係員の誘導に従ってスタートラインに着くと、なぜか1番前に立っていました。はじめての先頭スタートに、少しドキドキ。

 

号砲とともに、ダッシュのようなスピードで数人が僕の横を駆け抜けていった。

5kmの部との同時スタートだったので、おそらくそのランナーだと思う。

 

このスピードに惑わされてしまいました。

 

彼らの勢いにつられて、ついスピードが上がってしまう。200メートル地点で時計を見ると「3.45/km」

 

レース前に考えていたペースは「4.40~4.45/km」なので、1分も早い。

明らかにオーバーペースなので、スピードを落とします。

 

次、500メートル付近で時計を見ると「4.05/km」

まだまだ速すぎる。

 

早くも息が上がり始めた。 

まずいと思って更にペースを落とす。しかし、この時の呼吸の苦しさが、最後まで続くことになります。

 

ラップ調整にも四苦八苦。

細かいスピードの上下を繰り返しながら、設定の「4.40/km」に落ち着くのは、1kmを過ぎてからになりました。

 

・2.5~5.0km:呼吸が苦しいが、追い風に助けられペース保つ

最初の1kmがハイペース過ぎたのでしょう。

2.5kmの折り返し地点では、かなり息が上がっている状態。

呼吸をコントロール出来ず、給水所のドリンクにむせてしまった。大部分を地面にこぼしてしまいました。

息が荒くなると、給水も難しくなることを知りました。

 

ただ、追い風に助けられて、ペースはなんとか4.40台を維持。

 

・5.0~7.5km:息が上がりペース大幅ダウン

今回のレースで一番苦しかった区間です。

 

5kmで折り返すと当然のことながら、それまでの追い風が向かい風に変わった。

向かい風に加えて、スタート直後から続く呼吸の苦しさで、4.40/kmペースの維持が難しくなってきた。

まだ半分残っていると思うと、精神的にひいてしまい、フォームに気を配る余裕もなくなってきた。 

 

ペースが大幅にダウンし、5分/km前後にまで落ちる。

 

・7.5km~ゴール :救世主現る

7.5kmで折り返すと追い風に変わった。

「最後の2.5km!」と気持ちは切り替えたつもりだが、体が言うことを聞いてくれない。ペースがなかなか上がらず、しばらくはラップが5.00前後をうろうろ。

 

すると、8km手前付近で救世主が登場!

 

30kmの部の参加者だと思うのですが、僕の横を追い抜いていくランナーが一人。

僕より少し早いぐらいのスピード。ついていけないことはない感じ。

 

すでに息も絶えだえの状態だったので少し迷ったものの、思い切って付いていくことにしました。

 

しばらくは2mぐらい後ろを走る。

明らかにスピードが上がったけど、息が苦しくならない。それどころか、一人で走っているときより、楽になったようにも感じる。

 

時計を見るとラップが4.30/km台に上がっている。

このまま、2kmほど引っ張ってもらいました。

 

最後300mぐらいになってゴールが見えてくると、その人を抜いてラストスパート。 

ゴールしたときには、立ち上がれないくらいに息が上がってました。

 

息も絶え絶えだったのに、ラスト1kmのラップが4.24まで上がったのは、僕の力ではなく、明らかに前を走ってくれたランナーのおかげ。

本当にありがたかったです。 

 

まとめ:一人練習の限界

今回のレースでは図らずも、ペースメーカーの効果を実感しました。

 

ペースが上がったうえに苦しさもさほど感じなくなった。

フォームに気をつける余裕ができ、リラックスして走れるようにもなりました。

 

今回のレースから感じた他の人と一緒に走るメリットは以下の通り。

  

  ・早いペースで走れる・・・・質の高いトレーニングができる

  ・ペースを意識しなくて良いので、フォームに意識を集中できる。

     →フォームがよくなる

  ・リラックスできる

 

こうしてみると、他人と走る事はメリットばかり。

 

普段の練習にもトレーニングパートナーがいれば良いけど、なかなか難しい。 

 

大会出場を増やすのが良い方法かも。